みんなで作ろう折鶴アニメーション
市民のみなさんと平和のアピールのためのアニメーション作りにチャレンジしました。
主人公は平和の象徴“折鶴”。折り紙に魂が吹き込まれ折鶴となって窓から飛び立っていき、その折鶴が舞い降りて美しい地球を形作る…というストーリーです。
制作から上映まで、広島市立戸坂中学校美術部のみなさん、NPO法人子どもコミュニティネットひろしまの協力をいただきました。
事前に作品の一部を制作し、平成21年8月6日平和記念式典に参加される人々にも協力していただいて完成・上映しました。
2009年7月24日(金)9:00〜16:00
戸坂中学校美術室
戸坂中学校美術部26名と顧問の小勝負先生とともに、夏休みの部活動の時間を利用してアニメーション作りに挑戦。
生徒は2つのグループに分かれて、「折鶴になるまで」と「飛び立っていく」場面を撮影しました。皆さんアニメーション制作は未経験、1コマ1コマを地道にカメラで撮影する作業は予想以上に大変だったようで、蒸し暑い教室での長時間作業でヘトヘトになりました。
それでも、でき上がった作品を見た生徒からは大きな歓声があがり、8月6日の完成に期待を膨らませていました。
2009年8月3日(月)9:00〜13:00
アステールプラザ視聴覚スタジオ
NPO法人子どもコミュニティネットひろしまのメンバーと、折鶴が地球に舞い降りるシーンを撮影。
釣り糸で吊った折鶴がすべるように飛ぶ様子をスポットライトなどを利用して幻想的に表現しました。
2009年8月6日(木)13:30〜16:00
広島国際会議場ダリア
平和記念日。いよいよ最終シーンの制作と上映です。広島市主催「青少年の平和・文化イベントヒロシマの心を世界に2009」のプログラムとしてお披露目しました。
戸坂中美術部、子どもコミュニティネットひろしま、ラッピー友の会(アニメーションフェスティバルボランティア)を中心に、式典に参加された方々や「ヒロシマの心」イベントに参加した世界各国の青少年にも飛び入り参加してもらって完成しました。
直径2mの青いカーペットを地球に見立てて床に敷き、陸地になる部分に両面テープを貼った折鶴を少しづつ置いて、高い位置からカメラでコマ撮りしていきます。陸地を形づくるために必要な折鶴は1500〜2000羽、会場を訪れた人に折鶴を折ってもらったり、炎天下の公園に出かけて協力をお願いしたり・・・約2時間かかってようやく目標数が集まり撮影が終了しました。
15時30分からアニメーションフェスティバル作品の上映が行われている間に、大急ぎで編集作業を行い上映会が終了した16時、「ヒロシマ折鶴アニメーション」のお披露目を行いました。
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