コンペティション
作品募集について
国際選考委員
国際審査委員
選考発表
本審査
本審査 8/7sat
本審査 8/8sun
本審査 8/9mon
本審査 8/10tue
受賞作品発表
 

国際審査委員


Anri Koulev

アンリ・クーレフ Anri Koulev

ブルガリア/Bulgaria

Profile

新ブルガリア大学 アニメーション教授
アニメーション・長編・ドキュメンタリー映画監督

1949年、ブルガリア共和国ソフィア生まれ。
1974年、映画制作インスティチュートー全ロシア映画大学(VGIK、所在地モスクワ)卒業。
1974年〜1992年、アニメーション製作スタジオ ボヤナ にて、監督、脚本家を務める。
1992年よりクーレフ・フィルム・プロダクション (KFP) 主宰。
新ブルガリア大学創設以来、アニメーション・シネマ学部教授及び、初代学部長を務める。
ブルガリア映画制作者連合 (UBFM)、ブルガリア芸術家協会 (UBA)、国際アニメーション フィルム協会(ASIFA) 会員。

<フィルモグラフィー>

2010年  『Pop!』(フレーム プロダクション、NFC) 制作中
2007年  『The Rag』(KFP、NFC)、プロブジフ 2007 特別賞
2002年  『The Straw Man』(KFP、DREFA)
1994年  『The Gorgon』 (KFP、チャンネル4、ARTE)
ベルリン国際映画祭 '94 公式選定、シカゴ 国際映画祭 '95 Gold Plate
1987年  『The Merry Man』オタワ国際アニメーション映画祭'88 最高賞、
オーバーハウゼン国際短編映画祭 '88 カトリック審査員より名誉賞
1985年  『A Story About the Road』最高賞
バルナ国際映画祭 '86、オーバーハウゼン国際映画祭'86 特別審査員賞
1976年  『Hypothesis』オタワ国際アニメーション映画祭'77 最高賞、オーバー
ハウゼン国際短編映画祭'77 最高賞

その他、ドキュメンタリー、長編等、多くの作品の監督を務めている。

PAGE TOP


Michaela Pávlatová

ミカエラ・パヴラトヴァ Michaela Pavlátová

チェコ/Czech Republic

Profile

ミカエラ・パブラトヴァ,1961年チェコ共和国プラハ生まれ。
プラハ美術工芸大学(VSUP)にてアニメーションを専攻。アニメーション監督として、「Reci, reci, reci / Words, Words, Words」のオスカー賞ノミネートや、モントリオール国際映画祭グランプリ受賞をはじめとして、ベルリン、タンペレ、広島、シュトゥットガルトなど、各地の国際映画祭で受賞。短編アニメーション「Repete」も、広島国際アニメーションフェスティバルでのグランプリ、ベルリン国際映画祭での金熊賞を含め、数々の賞を受賞。2006年にはイラストレーターのVratislav Hlavatyと共にアニメーション「The Carnival of Animals」を制作し、エスピーニョでグランプリを受賞。最近では監督として実写映画も制作し、2008年には2作目の長編実写映画「Night Owls 」を完成。一方でアニメーションに対する情熱も衰えず、現在もアニメーションの制作を続けている。その他、イラストレーションや、アニメーション教育にも力を注いでいる。仕事、生活共にプラハを拠点として活動中。

<フィルモグラフィー ( アニメーション)>

Karneval zvířat / The Carnival of Animals, 2006 / Grand Prix Espinho 2006, etc.
Laila, 2003-2006
Taily Tales, 2002
Graveyard, 2001
Az na veky / Forever and Ever, 1998
This Could Be Me, 1995 (together with Pavel Koutecky)
Repete, 1995 / Grand Prix - Hiroshima 1996, Golden Bear Berlinae 1996, etc.
Uncles and Aunts, 1992
Reci, reci, reci / Words, Words, Words, 1991 / Oscar nomination 1993, etc.
Krizovka / The Crossword Puzzle, 1989
Etuda z alba / An Etude from the Album, 1987

PAGE TOP


Gerrit van Dijk

ヘリット・ファン・ダイク Gerrit van Dijk

オランダ/The Netherlands

Profile

1938年、オランダのウーデンに生まれる。
ティルブルグ芸術・建築アカデミー卒業後、油彩と水彩画制作を始め、国内外で展覧会を開くようになる。間もなく、他の芸術家と共に、学際的芸術プロジェクトに関わるようになる。画家としての制作の活動の延長として、フィルムメーカーとして活躍するようになり、1971年より、動く絵画としてのアニメーション制作が彼の本業となる。

ヘリット・ファン・ダイクの作品は、多くのスタイルと技法とが混ざり合っていることで知られている。
彼の作品は、フィルムとグラフィック・アートのコラボレーションであり、オランダ国内だけでなく国境を越え、賞賛を呼び起こしている。『Haast een Hand』(『He almost clutched his Hand』)は、1983年、カンヌ映画祭選定、『Pas A Deux』は、1989年のベルリン映画祭で金熊賞他多数受賞、『A Good Turn Daily』は、1984年のオランダフィルムのグランプリ、金の牛賞を受賞。彼の最新作、『I move, so I am』は、1998年のベルリン映画祭で、彼にとって2度目となる金熊賞を受賞した。

80年代半ばから、彼はハーレム新聞(オランダ)の中で、政治漫画を毎週描き続けており、同紙の中で挿絵付きコラムも書いている。1986年、ティルブルグのThe Academie voor Beeldende Vormingにおいて、オランダで最初のアニメーション・コースを設立。
90年代前半、夫人と共に始めたアニメーテッド・ピープル基金(シリア夫人が個人的にその10年前から始めていたアニメーション作品の配給事務所)は、1993年に、オランダ・アニメーション・インスティチュート (NIAF)となる。
2005年より、世界中を旅行する際、トイレに行く自分自身の写真を撮り始める。
これは、『Gerrit van Dijk ZEEK』というフォトプロジェクトとして、現在も続けられている。

<フィルモグラフィー>

2009 Far away from home – 5.19 min
2006 Sold out - 7.30 min
2005 Trailer for Filmmuseum - 1.5 min
2004 The Letter - 50 sec.
2004 Jute 14: Deed gij ook niet, wat U geschiedt? - 3 min
2003 The last words of Dutch Schultz - 23 min.
1997 I move, so I am - 8.5 min.
1991 Frieze Frame - 4.5 min.
1990 Janneke - 8.5 min.
1988 Pas A Deux - 5.5 min.
1983 A Good Turn Daily - 13 min.
1979 Jute 9 Tanzen nach den Pfeifen von F.J.Strauss - 3 min.
1979 Jute 2 Alle Menschen werden Brüder - 3 min.
1977 Quod Libet - 7.5 min.
1976 Sportflesh - 3 min.
1973 Butterfly - 3.5 min.

PAGE TOP


Alexey Alenseev

アレクセイ・アレクセーフ Alexey Alexeev

ロシア/Russia

Profile

アレクセイ・アレクセーフは、監督、アート・ディレクター、アニメーター、脚本家、作曲家、編集者として活躍。ブダペストのヴァルガ・スタジオで『Mr. ビーン』『Keeper』『Baby Blues』をはじめ、数々のテレビシリーズやパイロット作品の監督を務めた。2004年からブダペストのスタジオ・ベスターツのクリエイティブ・ディレクターを務めている。アレクセーフの短編アニメーション作品は、アヌシー2008 及び 2009、広島、ザグレブ、ソウル、ニューヨークをはじめ、各地の映画祭で60以上もの賞を獲得している。最近の短編作品『KJFG No.5』をもとに、アニメーション・シリーズ『LOG JAM』を制作。このシリーズは、各国の視聴者向けにニコロデオン・インターナショナルが購入し、フランス向けには、カナル・プリュスが購入した。アヌシー国際アニメーション・フェスティバル 2009では選考委員を務め、シュトゥットガルト、カルロビバリ、ユトレヒトをはじめ、各地の映画祭で審査員を務める。学生との作品も手がけている。

<フィルモグラフィー>

Log Jam : 2008-9, animated series for Nickelodeon Worldwide and Canal+, 12 x 1 min
KJFG No.5: 2007 ,animated film, 2 min
HUHU - Pole Hole: animated film, 2min
Mondokak: animated series 26x2 min, 2006
Pro Vorona : 2004, animated film, 12 min
Sesame street: animated films, 3x2 min,2003
Aliens: 2003,animated film, 3.5 min
Mr. Bean: 2001-3, animated series 52x 10 min, for Tiger Aspect
King's Moon: 2001, animated film (pilot), 5 min,
Colin Vs the World: 2000, 10 min for Cartoon Network
Baby Blues: 1999, animated series, 2x22 min, for Warner Brothers
Kipper:1998, animated series 13x10 min,Hit Entertainmet ,etc

PAGE TOP


Vivien Halas

ヴィヴィアン・ハラス Vivien Halas

イギリス/U.K.

Profile

ヴィヴィアン・ハラスは、1995年、父の他界に伴い、ハラス&バチェラー・スタジオの遺産を相続した。
設立当初は小さなスタジオであったハラス&バチェラー・スタジオは、ヨーロッパで最も大きなアニメーションスタジオの一つに成長し、コマーシャルやテレビシリーズから、芸術映画、実験映画、教育用シリーズに至るまで、様々なアニメーション作品を制作した。最もよく知られた作品は「Animal Farm(動物農場)1951 - 1954」であるが、その他にも1940年~1995年の間に2000作品ものアニメーションが制作された。
ヴィヴィアンの両親であるジョン・ハラスとジョイ・バチェラーは、ASIFA(国際アニメーションフィルム協会)の設立メンバーであり、アニメーションをエンタテインメントや物語の手段としてだけでなく、芸術としても捉え、その影響力と重要性を信じていた。
父親からハラス&バチェラーの運営とその所蔵作品の管理を頼まれた際、もちろん、断ることが出来ないと感じた。
バース芸術アカデミー(コーシャムキャンパス)を卒業後、ヴィヴィアンはグラフィックデザイナーとしての成功を収め、ロンドン、パリ有数の大手デザイングループや代理店と仕事をするほか、自身でもデザイン会社を2社創設。
ロンドンに戻って以降のヴィヴィアンは、ハラス&バチェラー・スタジオが所蔵する主な作品の多くを修復する傍ら、様々な国際フェスティバルにおける回顧展をキュレートし、ハラス&バチェラー・スタジオのDVDコンピレーションのための特典素材制作も手がけている。あらゆる機会においてスタジオのコレクションを可能な限り披露するほか、数々の国際フェスティバルにおいて、審査委員としても活躍している。
ヴィヴィアンは、ポール・ウェルズとの共著Halas & Batchelor Cartoons, an animated history (2006年)」を執筆したほか、世界中で数多くのアニメーションやデザイン関連の出版物にも寄稿している。
現在、イギリスのイーストサセックス州ルイスに仕事の拠点を構え、夫と10代の娘と共に暮している。
2012年のジョン・ハラス生誕100周年記念に向けた資料の準備に取りかかると共に、これまで幾年にも亘って同スタジオに携わってきたアニメーター、芸術家、同僚達とのインタビューをまとめた「ライヴ ・ヒストリー・ プロジェクト」の制作にも取り組んでいる。

PAGE TOP


Seiichi Hayashi

林 静一 Seiichi Hayashi

日本/Japan

Profile

1945年、3月7日生まれ。
東映動画にアニメーターとして勤務。長編作品『わんぱく王子の大蛇退治』、テレビ短編シリーズ『狼少年ケン』に携わり、退社後、漫画家となる。
主な作品は『赤色エレジー』で、歌にもなった。
76年にCF作品『ロッテ小梅』のアートディレクターを担当。
カンヌ映画祭銅賞、クリオ映画祭特別賞、電通賞などを受賞する。
79、80年には郵政省切手「日本の歌シリーズ」を手がけ、84年には『ねこのしゃしんかん』でエルバ特別賞を受賞。
2007年、パルコ出版からCG漫画作品『夢枕』発売。同年、八王子夢美術館で個展開催、その後各地の美術館で個展を開催中。
主な著作に画集『心景美人画』(講談社)、『源氏物語』(朝日新聞社)、『淋しかったから くちづけしたの』(パルコ出版)。
エッセイには『僕の食物語』(フレーベル館)、『モモ子さんと僕』などがあり、
近年、コンピユータ漫画作品 『夢枕』(パルコ出版)を発売。
海外では、英訳版『赤色エレジー』(D&Q社刊)、仏語版をコーネリアス社より出版。

PAGE TOP