フェスティバル・ディレクターからのメッセージ

Sayoko Kinoshita

皆々様

平素より、広島国際アニメーションフェスティバルへの温かいご支援を賜り、誠に有り難うございます。

昨年7月の豪雨災害から半年が経とうとしています。
被災された方々はもとより、ご家族やご友人等、関係者の方々のご心労もいかばかりかとお察しいたします。
また、被害発生からこれまで、現地で支援活動をされている多くの方々のご尽力に、深くお礼申し上げます。
皆様の安全と、一日でも早い復興を祈念いたしております。

現在、2020年8月開催予定の第18回広島国際アニメーションフェスティバル HIROSHIMA 2020に向けて、事務局一同、準備を進めています。

2020年は東京オリンピック・パラリンピック開催の年でもあります。
世界中から注目が高まる中、国や言語を超えた人類共通のメディアであるアニメーション芸術の国際的振興とアニメーションを通じた国際的相互理解を目的とするASIFAの心と、 世界の恒久平和を願う広島市の心の下、芸術文化の普及・振興を目指して邁進してまいります。

この秋には、新しい規約とエントリーフォームが出来上がります。
多くの素晴らしいアニメーション作品を、ぜひ、HIROSHIMA 2020にご応募ください。
そして、来年の夏、皆様と広島でお会いできることを楽しみにしております。

2019年1月

木下小夜子
フェスティバル・ディレクター

2018年2月のメッセージ

皆々様

お蔭様で、この夏、第17回大会を迎える段になりました。
思い起こせば、1985年、世界のアニメーションアーティストに宿望される中、アジアで初めて産声を上げました。
ビエンナーレの映画祭として今日まで続けて来ることができましたのも、皆様の温かいお力添えの賜物と深く感謝致します。
ヒロシマとASIFA(国際アニメーションフィルム協会) の共通の精神であるLove & Peaceを重ね、アニメーションアートの振興を通した、国際的な異文化交流の場と、人の織りなすあらゆる文化の発展を願い、多くの作品が寄せられるのをお待ちしております。
また、8月にご参加の予定を立てておられる皆様には、きっと満足して頂ける催しになる事をお約束して、スタッフ一同、皆様をお迎えする日を楽しみに準備に汗を流します。
今後とも、引き続き、力強いご支援をお願い申し上げます。

2018年2月

木下小夜子
フェスティバル・ディレクター

2017年10月のメッセージ

皆々様

平素より、広島国際アニメーションフェスティバルへの温かいご支援を賜り、誠に有り難うございます。

お蔭様で、ここに第17回広島国際アニメーションフェスティバル開催のご案内ができます事を、大変嬉しく思います。

広島大会は、世界の平和を願う広島市と国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)とが、その精神を重ねて設立され、「いのちの無いものに、いのちを与える」「魂(アニマ)を生き生きとさせる」アニメーションアートを背骨とした、言語の壁を越えた友好と、あらゆる芸術文化の振興を目指し、長年、情熱を傾けております。そして、このようなアニメーションアートの制作に携わる人々の立場を第一に尊重し大切にすることが、アニメーション界の発展につながるものと信じて運営を続けています。

今後とも、アニメーションアート文化の発展とそれを通した国際異文化交流に基づき、恒久平和を希求する映画祭として、皆様と共に、“LOVE & PEACE” の心を共有・発信しながら、運営を継続して参りたいと思います。

来夏、8月23日〜27日の第17回大会開催に向けて、事務局一同、鋭意準備に専念しております。皆様の素晴らしいアニメーション作品のご応募、また、ご来場を心よりお待ちいたします。

2017年10月

木下小夜子
フェスティバル・ディレクター

2017年2月のメッセージ

皆々様

平素より、広島国際アニメーションフェスティバルへの温かいご支援を賜り、誠に有り難うございます。

お蔭様で、昨年8月には、第16回大会を無事に開催し、今回も、世界の個性豊かな優れた作品を多数ご紹介することができました。
また、関係者の皆様の多大なご協力を得て、日本のアニメーション100周年に先駆けて、草創期から現代まで、短編作品を中心に概観した大規模な日本特集を行なうことができました。改めて、心よりお礼申し上げます。

当映画祭は、「国や言語を超えた人類共通のメディアであるアニメーションは、平和および全ての人々の相互理解を深めるのに役立つことができる」という国際アニメーションフィルム協会/ASIFAの心と、世界の恒久平和を願う広島市の心を重ねて、1985年、被爆40周年記念事業として創設されました。そして、制作者の立場を大切にする、世界でも有数の映画祭として継続してまいりました。

アニメーションは、音楽、美術、文学、歴史、哲学、科学、自然、空想など、人間が織り成すあらゆる文化を総合し、より人間的な優しさを追求する芸術です。アニメーションとは、生命の無いものに生命を与えるということです。今後共、アニメーションアートの振興を通した国際異文化交流の促進が、あらゆる芸術文化を花開かせ、平和への確固とした礎になるよう、情熱をもって取り組んで参ります。

現在、2018年8月開催予定の第17回広島国際アニメーションフェスティバル HIROSHIMA 2018に向けて、事務局一同、準備を進めています。
この秋には、新しい規約とエントリーフォームが出来上がります。

皆様の素晴らしいアニメーション作品を、ぜひ、HIROSHIMA 2018にご応募ください。
そして、来夏、多くの皆様にご参加いただけることを楽しみにしております。

2017年2月

木下小夜子
フェスティバル・ディレクター