[講演者について]
アンディ・ハークネス
アートディレクターのアンディ・ハークネスは、1994年にウォルトディズニー・アニメーションスタジオに入社「ポカホンタス」のクリエイティブスタッフの中割りの仕事に加わった。その後様々な経験を積み、ディズニーの人気作品「ノートルダムの鐘」、「ムーラン」、「 ブラザー・ベア」などの仕上げやレイアウトを担当した。
現在は、これから公開予定の短編映画「グラゴーズ・ゲスト」や「ザ・バラッド・オブ・ネッシー(The Ballad of Nessie)」のほか、待望の長編アニメーション「妖精の王(King of the Elves)」のアートディレクターとして、色指定や視覚を通じたメッセージの創出など、作品の全体的なビジュアルイメージの監督を行っている。
オリー・ジョンストンやフランク・トーマスらの作品にインスピレーションを受けたアンディは、チームのスタッフやディズニーのインターンの面倒見が良いことで知られており、彼らが新しいクリエイティヴなプロジェクトに熱意を持って参加できるように後押しをしている。また、彼の芸術的なインスピレーションの源泉として、画家のN.C.ワイエスの名前も挙げている。地元への貢献にも熱心で、現在もミシシッピ州立大学芸術学部の理事として、地域の若いアーティストの育成に力を注いでいる。