広島国際アニメーションフェスティバル公式サイト ENGLISH
広島国際アニメーションフェスティバル2008
最新情報 開催概要 プログラム コンペティション プレイベント 会場案内 チケット・グッズ サポーター募集 協賛企業・団体 プレス
spc
プログラム
プログラム概要
8/7thu
8/8fri
8/8fri
8/10sun
8/11mon
フォーラム
ワークショップ
パラパラアニメーションコンテスト
展示
 
TOP > プログラム|8/8fri > スタジオ・ピロット特集 
spc
特別プログラム
- 8/8(金)15:05〜 大ホール
spc
spcスタジオ・ピロット特集
spc
 
ロシア初の民間経営の映画スタジオであるピロット・モスクワ・アニメーションスタジオは、ロシアのアニメーション業界を代表する存在である。
ピロットは、ロシアが誇る芸術家・映画制作者であるアレクサンドル・タタルスキー氏によって設立された。タタルスキー氏は長年に亘ってピロットモスクワ・アニメーションスタジオの社長兼アートディレクターを務めていた。
設立から現在までの20年間に、ピロット・モスクワ・アニメーションスタジオは各国で開催される一流の国際映画祭で600を超える賞を受賞している。特筆すべきものとして、アカデミー賞ノミネート2回、カンヌ国際映画祭におけるゴールデン・パーム・ブランチ賞、ニカ賞(オスカー賞のロシア版)3回、テフィ賞(エミー賞のロシア版)、一流の国際映画祭での数回に亘るグランプリ受賞、などが挙げられる。 
ピロットの主な活動内容は、あらゆる技術(伝統技術、コンピュータ・アニメーション、異なる技術の組み合わせ、実写キャラクターとコンピュータ画像のリアルタイムの連動など)を駆使したアニメーション制作(フルアニメーション)である。
ピロットは更に、コンピュータ・ゲームやインターネットアプリケーションの開発も行っている。ピロットの人気アニメーション作品を題材とした3つのコンピュータ・ゲームをこれまでに開発した。ピロットに所属するアーティスト達は、インターネット漫画やアニメーションの制作も行っている。
ピロットは独自の完成された技術を有し、様々な世代の優秀な監督やアーティストを育て上げる役割も担っている。

- アレクサンドル・タタルスキー(スタジオ・ピロット創始者)回顧上映
screen アレクサンドル・タタルスキー
(1950.12.11. − 2007.06.22.)

1950年、キエフ生まれ。キエフ州立演劇映画学校を卒業。他に、アニメーション専門の教育機関でも学んだ。1968年にアニメーション業界での活動を開始し、1980年からはモスクワ、ゴステレラジオのアニメーションスタジオの監督として活躍した。1988年にピロットスタジオを設立し、社長を務めた。
作品および短編シリーズ「Lift 1-5」は、ロシア連邦全土や各地の国際アニメーションフェスティバルで賞を受けた。1989年以降、タタルスキー氏は、ピロットアニメーションスタジオの社長としてスタジオの運営や教育者として手腕を発揮。
ロシア映画制作者組合書記並びに、ロシア連邦公認の名誉芸術家などの肩書きを持つ。ロシア連邦映画芸術学会の会員でもあり、政府からの叙勲もある。2007年7月逝去。


PAGETOP

spc
spc spc