Bulletin No. 2
第11回広島国際アニメーションフェスティバル
2006年8月24日〜28日開催
於:アステールプラザ


第11回大会ポスター
制作 久里洋二

母なるもの
命の泉
アニメーション
アニマ 魂の躍動
母なるもの
力強い愛と勇気
平和への希求
HIROSHIMA

 

国際審査委員

マーシィ.ペイジ
(カナダ)
グンヴォール・ビエラ
(デンマーク)
ミハイル・アルダシン
(ロシア)
プロデューサー
ジャーナリスト、
メディアコンサルタント、脚本家
アニメーション・フィルム・
ディレクター
クロード・ルイエ
(スイス)
フィル・ムロイ
(イギリス)
草原真智子
(日本)
監督・プロデリューサー
作家、映画監督
メディア・アート・
キュレイター、研究者

 


選考審査は5月10日から28日まで開催され、1764の応募作品の中から53作品がコンペティションに選ばれた

選考審査を終えて

 1800近くの作品を見て評価しなければならないと知った時はちょっとショックでした。作品は全て最高の映写 状態で上映され、評価の方法もとてもよく、出品された各作品に対して、選考委員は皆、公正な評価ができました。

 概して出品作品の多くは、質が非常に高かったと言えます。学生の作品が多かったのが印象的で、すなわち、アニメーション芸術は若い人たちの間でかなり普及してきているようです。

 我々は、全作品を見るうえで、ドローイングの中に何か新しいものがあるかどうか、珍しい表現があるか、興味深い話かどうか、不思議な感じや詩的な雰囲気・悲しみ・ファンタジー・ユーモアを顕現する芸術性の高い作品かどうかなどを選考の基準としました。けれどもやはり、質の高い作品を作る秘訣など全くないといえます。新しい技術を全面 的に使った作品がある一方で、パペットや砂、絵などをカメラ下で撮影する昔ながらの技法を使った作品もあるのは興味深い事でした。

 コンペティションに、プロのアーティストによる真の名作だけでなく、みごとな学生作品を数多く入れることができたのは大変嬉しいことです。

選考にたずさわって、アニメーションという名の不思議な芸術の未来はとても確かなものだと確信しました。

国際選考委員長 ペンチョ・クンチェフ 

(5月28日記者会見でのコメントから抜粋)


上映プログラム

上映以外の催し:
ルネ・ラルー展/ フィル・ムロイ展/ スイスコミック・アート展/ マッキントッシュ・アニメーション・メイキングワールド/ フレーム・イン/ キッズ・クリップ/ ネクサス・ポイント

入場料金(単位:円)前売/当日

 

1プログラム券

1日券

全プログラム券

大人

1,000/1,200
2,500/3,000
10,000/12,000
大学生
800/1,000
2,000/2,400
8,000/10,000
小・中・高校生
600/700
1,500/1,800
6,000/7,000

団体割引(15名以上)上記料金の10%引

前売り券は全国チケットぴあ(Pコード475-9702)、ローソン(Lコード61397)、広島市内の主なプレイガイド、各区民文化センター、アステールプラザでお求めになるか、フェスティバル事務局に直接お申し込み下さい。

会場へは(別添地図を参照してください)