Bulletin No. 1
第11回広島国際アニメーションフェスティバル 2006年8月24日〜28日開催
於:アステールプラザ

国際名誉会長は、ノーマン・ロジェ!

 

第11回広島国際アニメーションフェスティバルの国際名誉会長としてご招待頂きましたことを、大変光栄に嬉しく思います。8年前、第7回大会に審査委員として来広しましたが、初来日だった当時のことをとてもなつかしく思い出します。
 広島のフェスティバルは、常に世界で最も優れたアニメーションの祭典のひとつです。人類が戦争の悲惨な現実を認識しなければならない正にその地で、平和の推進に尽力していることに、フェスティバルの参加者はみな、特別 な感動をおぼえるのです。
常に発展を続ける我がアニメーション界は、大変類いまれな国際的集団です。私の経験では、フェスティバルは、単なるコンペティションの場をはるかに超えた、専門家による和やかなつどいであり、文化の交流であり、作品によって交歓する場なのです。相互理解の努力を阻むような政情にあっても、アニメーションは、世界中の人々を和解に導くという、長く素晴らしい伝統がありますから、この広島で讃えるべき最高のメディアといえるでしょう。
今回審査委員を務める、妻、マーシィ・ペイジと一緒に参加します。(おそらく彼女は、私よりも判断力と経験が優れているので、真の責任ある仕事をしなければならないのです!) マーシィと私は、今回の広島のアニメーションの祭典を、心からお祝い申し上げます。

国際名誉会長 ノーマン・ロジェ


コンペティション作品受付中!!(締切り4月1日)

出品関係の書類は、ホームページからダウンロードするか、事務局に直接請求してください。

ルネ・ラルー賞新設!


ルネ・ラルーの遺志により、最も空想的幻想的ファンタスティックなはじめての作品に与えられます。賞金は2千米ドル。

国際選考員決定!

ペンチョ・クンチェフ
(ブルガリア) アニメーション作家
ASIFAブルガリア支部会長

ジョルジュ・シフィアノス
(ギリシア )
映画制作者
ENSADアニメーション学科教授

ペトラ・ドルマン
(オランダ) ディレクター、 ビジュアルアーティスト

キャレン・アクア
(アメリカ) ディレクター

奥井宏幸
(日本)映像作家 、イラストレーター

 

感動のアニメーションの世界へようこそ!
特別プログラム
「死者の書」 川本喜八郎監督新作長編

フィル・ムロイ特集
類いまれな才能を持つムロイ監督の作品の数々を上映

ルネ・ラルー回顧特集

マーシィ・ペイジによるセミナーと作品上映
プロデューサーとアニメーション作家について、ペイジの作品を上映

スイス特集
スイスアニメーション界を一望する新旧作品を上映

学生優秀作品集
才能ある学生達のプログラム

広報/プレゼンテーションの場 (フェスティバル参加者が上映や、意見交換、交流など無料で利用可能)
フレーム・イン(学生用)
ネクサス・ポイント(プロダクション会社用)
その他多数のプログラムを予定


皆様  1985年の第1回大会より今日まで、長年に亘る暖かいご協力に心より感謝申し上げます。広島大会は、アニメーション芸術の発展によりあらゆる文化を振興させ、真の国際的異文化交流を図り世界恒久平和を実現することを一貫した理念として継続しています。  
制作活動を続けている作家の皆様には、是非、このヒロシマを飛躍の場として利用して頂きたいと思います。皆様の成功は、私達裏方の大きな誇りであり、映画祭を続ける情熱と勇気の源です。より多くの皆様からのエントリーを心よりお待ちしています。
そして、8月にはHIROSHIMA2006でお会いしましょう!
フェスティバルディレクター 木下小夜子